Placebo 2014年『全8モデル』のレール&デッキ形状の比較解説です。
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Placebo 2014年『全8モデル』のレール&デッキ形状の比較解説です。
比較は、各モデルのセンター部に平行機を置いた写真をご覧になりながら、
解説とあわせてご覧ください。
All Photo by KENYU
1番フラットなデッキ形状デザインなのはこの『LAYZ ORCA』です。
膝〜腰胸までの小波専用で激早のテイクオフができるのはこれだけセンターに厚みが有るからです。
2番目は、意外だと思いますが、『TITAN』なんです。
パフォーマンスモデルなんですがベースデザインのSUB-DRIVERのデッキデザインを継承しているから、
パドルが一般的なパフォーマンスモデルよりも楽に進みます。
3番目は『V3-ROCKET』です。こちらも伝統のROCKETシリーズから受け継いでいるセミフラットデッキデザインです。
特にフロント(ノーズ)よりにボリュームがあり前加重しながらテイクオフ動作が行なえます。
4番目は『FISHQUEST II』モデルです。
TABLET II モデルの小波セカンドボードとして開発デザインされていて、センターに厚みがあります。
しかしご覧のようにレール部は意外と薄めなんですよ。
5番目は『NEW RIPQUEST』モデルです。
リップアクションを無理なく繰り返し練習してもらえるようにデザインされています。センター部の数値は
厚みがありますが、意外とレール部は運動性を良くする為にレールへ向けて薄丸くなっています。
6番目は、なんと、なんと、『TABLET II』モデルです。
ご存知の通り、パドルもテイクオフもはやいクセに軽快に動きます。センター数値の厚いボードが軽快に
動けるようにレールデザインが厚くならないようにレールは薄めのラウンド形状で、とにかく操作性バツグンなのは、
レールがセンター部に対して驚く程、薄くなっているからなんです。
7番目は『ISLANDER』です。
LOST「F1-STUB」のデザインを元にして、大きめ波用にメイヘムがリデザインしたモデルなので、
他モデルよりも狭い幅に対してレール先端部までの距離が短くセンター最大厚部から急激に薄くなっています。
8番目の一番薄くなっているのは、『RNF-EVOLUTION』です。
RNFモデルを日本向けにデザインを一新させたモデルなのですが、テイクオフ&パドルスピード性能を向上させる為に、
ボードの最大幅サイズを広げた分、運動性能が損なわれないように、レールが薄くなるように、ドーム状にデッキ形状がデザインされています。
日本限定販売モデルQUESTシリーズの『TABLET II』『FISHQUEST II』『NEW RIPQUEST』は、
センター部に厚みがありますがセンター数値に比べてレール形状が薄いのです。
どのモデルもコンセプトに基づく理に叶ったレール&デッキ形状なのが解っていただけたと思います。
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